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心の雪とゆるやかな春の歌
降りしきる雪は散り急ぐ桜花の花びらにも思えたり、凄まじい勢いで流れ去る時間のかけらのようにも、また、無数の生命のようにも。旅先で1人ホテルの窓から眺めていた冬景色。目の前の白い世界と心を流れる感謝や葛藤や新たな決意と理解と無理解。いろんなことが、極彩色のような音さえ伴って私の傍らを流れていきます。同時に、このリリック設立20周年記念パフォーマンス「世界」〜生命のロンド(輪舞)に謳う〜が、私、個人の次元を超えて大きな意味をもっていると実感しています。
大切な人の死、友人の事業の失敗による夜逃げ、凄まじい闘病生活の果ての笑顔での彼岸への旅立ち。新しい生命の誕生と新しい事業を起こす友人、狭い環境から抜け出して自分の未来をかける若い才能の挑戦。私一人でさえ周囲でこんなにも多くの事件が起きている。何度も何度も昨年最後に綴ったおしゃれ旅情を読み返しました。私の生き方はこれしかないと改めて思うのです。
10年が経ち、今は「命ある全てのものに捧げる」ことになりました。私自身が今、生きているという奇跡を心からの感謝を、心を理解してくれるアーティストや作家、スタッフと共に創り上げていきます。
命に捧げる限り、私自身、命を懸けて取り組んでいるかどうかを問われています。また、そのような「事」に出会えること自体を感謝しています。
2008年も多くの自然も人も幸せになりますように。大阪のあの空間に何が起きるのか・・・。銀色の空から舞い落ちてくる無数の夢のかたち。どれ一つ同じ形をしていないといいます。私の心にはゆるやかな調べのように、春の光が届き始めています。
(リリック・東京) p>
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